キャスト
- 怪人 (The Phantom) (テノール/バリトン)
- オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)その人。ガストン・ルルーの小説では、オペラ座の亡霊("The Ghost of the Opera")、オペラの幽霊("Opera Ghost")、あるいはエリックと呼ばれている。オペラ座の地下に住む天才作曲家&演奏家。出生時より異形の顔をもち、白い仮面の背後に隠れつつ、「オペラの幽霊」としてマネージャーや役者に知られている。
- 怪人役は一般にテノールの役者が演じているが、バリトンが演じたことも多数ある。映画版のジェラルド・バトラー(Gerard Butler)や、1200以上に及ぶ役を演じ、ブロードウェイでの最多役記録をもつハワード・マクギラン(Howard McGillin)らもバリトンである。ロックバンド・KISSのポール・スタンレーは数ヶ月の間だけだがカナダ(トロント)の公演で怪人を演じたことがある。
- クリスティーヌ・ダーエ (Christine) (ソプラノ)
- オペラ座のコーラスガール。著名なバイオリニストの娘。才能はあったが、怪人がクリスティーヌを保護下におき、歌を教え込むまでは、見出されることは無かった。
- ラウル・シャニュイ子爵 (Vicomte Raoul de Chagny) (バリトン)
- オペラ座のパトロン。クリスティーヌの幼馴染で、オペラ座で歌っているクリスティーヌを見て彼女に気がついた。
- カルロッタ・ジュディチェルリ (Carlotta Giudicelli) (ソプラノ)
- オペラ座の筆頭プリマドンナ(leading diva)。クリスティーヌの公演が大成功してから、彼女に嫉妬している。
- マダム・ジリー (Madame Giry) (メゾ・ソプラノ)
- オペラ座のバレエ教師(ballet mistress)。そして怪人のスポークスマン的な役割を担い、怪人のメモ等をオペラ座の支配人らに運ぶ。
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- メグ・ジリー (Meg Giry) (メゾ・ソプラノ)
- マダム・ジリーの娘。バレエ・コーラスの一員で、クリスティーヌの友人。
- ムッシュ・リシャール・フィルマン (Monsieur Richard Firmin) (バリトン)
- オペラ座の支配人。不平屋。
- ムッシュ・ジル・アンドレ (Monsieur Gilles Andre) (バリトン)
- オペラ座の支配人。軽薄。
- ウバルド・ピアンジ (Ubaldo Piangi) (テノール)
- オペラ座の筆頭テノール歌手。
- ジョゼフ・ブケー (Joseph Buquet) (バリトン)
- オペラ座の主席舞台係(chief stagehand)。ファントムの存在について何か知っている。
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- マエストロ・レイエ (Maestro Reyer) (歌唱なし)
- オペラ座の主席劇場指導員、ないし舞台監督。(あるいは指揮者)
- ムッシュ・ルフェーブル (Monsieur Lefevre) (歌唱なし)
- オペラ座で前オーナー。フィルマンとアンドレに劇場を売却。
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