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1998年版

原題「Il Fantasma de l' Opera」

邦題「オペラ座の怪人」

監督:ダリオ・アルジェント

出演:ジュリアン・サンズ、アーシア・アルジェント

音楽:エンニオ・モリコーネ

イタリア・ホラー界の巨匠ダリオ・アルジェント監督の手による翻案映画化作品。

ファントムは下水に捨てられた捨て子で、流れ着いた地下迷宮のネズミに育てられたという大胆な設定の背景を持たされている。

そして何よりもファントムが美形の金髪青年という改編がなされており、従って仮面などを被って行動することはない。

一方クリスティーヌを演じるのは監督の娘にして既にイタリアでも名声を得ていた実力派のアーシア・アルジェント。

美形のファントムとクリスティーヌの官能的性愛描写が強い。

音楽はイタリア映画界の重鎮エンニオ・モリコーネが担当し、後のミュージカル版に匹敵する高い完成度のサントラとなった。

一方ダリオ監督らしい惨劇風の殺戮描写も多く、89年のロバート・イングランド主演版と同様、残酷描写の強さでは「オペラ座の怪人」全映像化作品中、最も過激なものの部類に入る。

 

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